「パラベン」
パラベンは、1980年代に行われた大規模なスクリーニングにより安全性が評価されて以来、最も安全性の高く汎用的に使える保存料としてほとんどのスキンケア商品に配合されてきました。しかし、近年、パラベンの安全性に関する研究が見直されてきています。従来のパッチテスト法などに拠らない分子生物学的な根拠から、パラベンの長期的な危険性について警鐘を鳴らす内容の研究結果が少しずつ発表され始めているのです。
例えば2008年になって、紫外線により酸化されたパラベンが皮膚エステラーゼにより代謝されると、皮膚への発がん性が疑われるプロトカテキュ酸が生成されることが示されました。他にも、乳がん組織より未代謝のパラベンが検出された例があったり、パラベンがわずかながらエストロゲン様の活性(環境ホルモン性)を持つことが明らかになったりしています。このように、パラベンの安全性に関する研究はいまだ決着していませんので、ラブピーとしては楽観視せずにセーフサイドに立つべきではないかと考えています。
「プロピレングリコール(PG)」
グリコール類は、分子量が小さいものほど毒性が強いことが知られています。発がん性のあるホルムアルデヒド溶液(=メチレングリコール)がその最たるものです。次に分子量の小さいエチレングリコールは体内に入ると代謝性アシドーシスを引き起こす有毒なものです。また、ラットやマウスよりもヒトに対する毒性が強いことも知られています。
プロピレングリコールは、エチレングリコールの次に分子量が小さいグリコールで、毒性もまた一段階低いものと考えられています。しかし、プロピレングリコールはグリコール類の中でもとりわけ肌浸透性が高いため、経皮毒性について楽観視は禁物だとラブピーは考えています。
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